質の良い繭は、座繰り繰糸機にて生糸にします。 天蚕糸の美しい光沢は、熟練の繰糸家たちの手によって生み出されます。
繭糸を煮ることで繭を柔らかくし、接着している糸をときほぐしやすくします。
煮ることで柔らかくした繭から、糸口をさがして引出す作業を索緒と呼びます。
繭から引き出した1本の糸を7本程度撚りまとめ、42デニール程度の糸に 製糸する作業を繰糸と呼びます。